少林流伝 武智流空手とは
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空手は、沖縄が発祥の地です。
琉球王朝時代にはもともと
手(ティ)という武術があり、そこに中国武術が伝承され加わり、中国武術色の強い手、つまり唐手(トゥディ)と呼ばれました。それが那覇港一帯で後に那覇手と呼ばれる空手の祖になりました。
一方、この唐手とはべつに、より古い時代に伝承された中国武術は長い年月を経て土着の手と深く融合、唐手と区別され、昔手(ンカシディ)、または沖縄手(ウチナァディ)と呼ばれました。そして王朝武術指南役であった松村宗棍によって日本武道、特に歴史的背景がある薩摩の示現流剣術などの概念、思想に影響を受け独自に発展したこの沖縄手が首里の武士に伝えられ、後に
首里手と呼ばれる空手の祖となりました。
この琉球武術が日本本土に伝わる過程で、掛け手、取り手などの組み技や危険技などを省き、教育、スポーツとして普及させたのが現在、本土での空手と呼ばれる武道です。
那覇手は筋骨重視、首里手は柔軟性重視と言われています。
武智流空手はこの首里手の名人、
喜屋武 朝徳(きやんちょうとく)直流の少林流を受け継ぎ、独自の工夫を加えた琉球空手です。

 【特徴】
@龍体という身体操作法を使います。
 これは龍が尻尾から頭まで体をうねらしながら天に昇るが 如く、まさに竜巻のように身体を操作し力を伝える法です。 

Aもう一つ大切なのが意、息、体の一致。
 意(意識、思念、心の動き)、息(呼吸、間、感覚)、 体(細かく 正確な身体操作)を一致させます。

        
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      【 武 訓 】         「礼」礼節を重んじおごらず、常に謙虚であるべし
「義」正しいことのために、ためらわず行動すべし
「功」怠ることなく、修練を積むべし
「胆」常にあわてず、冷静に判断すべし

「戒」むやみに技を見せず、また使うべからず



















                            









 
少林流伝 武智流空手